ムギと動物病院。

コーギーのムギ(生後約5か月)が血便をしました。

家に来たその日から、腸炎でしたがやっと治ったのにまた血便。

今回はとても出血が多いので、可哀そうでなりません。

私のこの二日間の記憶は、血と便です。

すぐに動物病院へ行きましたが、初日は整腸剤だけでした。

二日目も血便治まらずなので再び病院へ行きました。

 

午後からの時間帯もあるのかもしれませんが、とても混んでいます。

ゲージに入れたムギが診察までの間に血便をするかもしれないので、私の心拍数は自然と上がります。

心の中で、早く、早く、早く、と祈りますが、祈りもむなしくブリブリブリッ ブリッという音とともに、ゲージの扉にお尻を押し付けて籠の隙間から便と血をモリモリ出してくれました。

「ぎゃぁぁぁぁつ」と叫んだ私に、病院の方がやってきて

「ムギちゃん先にお預かりしますね。ゲージも洗浄しておきます。」

と、手早く対処して下さいました。感謝。

 

一人待合室にいると、猫やら犬が次から次へとやってくることに目が奪われます。

皆一様に可愛い顔して、年老いてます。ムギはまだ5か月。病院とか早すぎます。

しばらくすると、診察室が開いて大きな日本犬が出てきました。

リードを持ったおば様に引かれたその子は、顔がボコボコしていて両手も剃ってあります。

可哀そうに、、と見ていると突然ブッシャァァッとくしゃみをし、血しぶきをまき散らすではありませんか。

あまりのことに私は顔面蒼白で固まってしまいました。

あと30センチ左に座っていたら、私は返り血を浴びた殺人鬼のような姿になっていたかと思うとゾッとします。

普段、他人に街中で話しかけるのは苦手な私ですが思わず、どうしたんですか?この子、と

聞いてしまいました。血を拭きながらおば様は、顔に腫瘍ができてその手術をしたことと

頬骨がとけて鼻血が止まらないということを教えてくださいました。

(タオルとかで血を抑えるのは難しかったのかしら?)

 

飼っている犬が重病になる。そんな辛いことってないですよね。

血、血、ひーっと思っていた私ですが病気のことを聞いて、

可愛いだけではない一生を看てあげなくてはならない責任感と涙が溢れてきました。

 

ムギは検査の為に、入院します。たいした事ありませんように、早く元気になりますように。