美を競う「肉筆浮世絵の世界」

GWに浮世絵展へ行ってきました。

葛飾北斎の直筆が間近で見れました。

(掲載の写真は、すべてチラシのものです。)

 

主に美人画を中心として展示されていますが、その見どころは「美を競う」と今回の展示のテーマにもされている通り、顔(化粧)、髪型、着物、立ち振る舞い、全てが当時の美を描いています。

繊細な筆の一本一本を見ることができ、美人画なので遊郭が多いですがその生き様を感じ、江戸の女の実態を今に伝えてくれます。

生生しくも美しく感じられるそれらの絵は、やはり肉筆画だからではないかと思います。

北斎が国芳が当時描いた息のかかった絵からは、リアルな「今」がありました。

 


鮮やかな色彩で摺られた版画のイメージが強い浮世絵ですが、肉筆画は量産される錦絵の版画と違い、浮世絵師が絹本・紙本に直接描く一点物。本展では貴重な肉筆画を、美人画を中心に約110点展示。絵師の手によって華麗な衣装の文様まで精緻(せいち)に描かれた、濃密で、優美な浮世絵の世界を楽しむことができます。

国内でも有数の肉筆浮世絵コレクションを擁する、岐阜県高山市の光ミュージアム所蔵の珠玉の名品は今まで一挙公開される機会がなかったため、本展が初の大規模公開となります。


京都文化博物館で入場の際にいただいた、チラシより。

 

文明が発達しても、人間の肉体は変わらない。

今も昔も人々が大切にするものや、考え方は変わらない。

「今」を切り取ってしまえば、過去になっていく。

それでも同じ時代がない。

時代時代で人間はよくもこんなに色々と生み出すものですね。

 

素晴らしいものに触れて恥ずかしげもなく、ちょっとポエマーになってしまう凡人の私。

 

京都文化博物館で2019.4/27(土)~6/9(日)までの展示です。